（１） あなたは「生きている」のではなくて
        「生かされている」のです

● あなたは自分の意志で『生きている』わけではない　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　P98
　あなたは、確かに、自分で責任をとっている限り＝自分の選択した結果を他人（社会）のせ
いにしない限り、自分勝手に、好きなように、自由に何でもやってよいのです。でも、「自分
勝手」という概念に関連して、あなたがこの先の人生（＝二一世紀に向かうプロセス）を生き
ていくに当たって、ひとつしっかりと確認しておいてもらいたいことがあります。それは、あ
なたは、「自分の力で生きている」のではなくて、「神様（その型示し＝形の表現としての宇宙
や大自然や資源や仕組みがあること）によって生かされている」のだということです。このこ
とをしっかりと覚えておいてください。これは、今までの社会（宗教／科学／教育）では、都
合よく、適当に、いい加減に扱ってきたテーマですが、これから先は、「生きている」と「生
かされている」の、この違いがあなたのイノチを左右する（天国と滅亡）くらい、とてもとて
も重要なことになります。
　あなたが、自分の意志で、自分の力で「生きている」というのならば、あなたには葛藤や悩
みや問題や病気や疑問等々があるはずはありません。なぜなら、生死も含めて、あなたの人生
は、すべてあなたの思い通りに自由にコントロールできる筈だからです。つまり、あなたが　　　　　　　 P99
「自分の力で生きている」ならば、あなたは好きな時に生まれて、好きな時に死んで、好きな
時に起きて、好きな時に寝て、好きなだけのお金を創り出して、好きなだけの食べ物を創り出
して、自分の感情を自由自在に創り出して、あなたのシナリオをすべて形に出来て、何でもか
んでも想い通りですから、あなたの人生はすべてが思い通りになっていますから、文句など出
ようも無いし、分からないことなど一つも無い筈です。あなたの過去も今も未来もすべてあな
たの掌中にある筈です。
　あなたが「生きている」のならば、自分の行動の結果や自分の感情を自分以外のものの責任
にする必要はありません。喧嘩や口論や議論やコントロールも必要ありません。神様や宗教や
法律や教育や医学は必要ありません。あなたが自分が全部やっているのだというならば、そう
いう行動をとることや、そういうものがあるのはオカシイのです。あなたは何でも「自分の思
い通り」にできるのですから、不安や恐れや恨みや憎しみや怒りや悲しみや後悔や期待等々と
いうような感情があるわけがありません。あなたはすべて自分の責任だと分かっていますし、
自分のすべてを知っていますから、人を責める必要も、死後や未来を知ろうとする必要もあり
ません。あなたが人を責めたり、八つ当たりをしたり、過去や未来や神様を知ろうとしている
のは矛盾しています。

● 自分の力で生きている者は文句や言い訳や責任追及はしない　　　　　　　　　　　　　　　　　　　P100
　あなたが自分以外のものに文句を言っていること自体、言い訳をしていること自体、責任追
及をしていること自体、恨みや悲しみや怒りの感情があること自体、死後や未来や神様を知ろ
うとしていること自体、病気を医師や薬や霊能力者に治してもらおうとすること自体、分から
ないことがあること自体、実は、あなたが自分以外のものに「生かされている」証拠です。あ
なたは「生かされている」のに感謝の心は何処にもありません。神様は、自らの力で生きてい
ますから、誰にも文句もいいませんし、死もありませんし、資源も自由に創れますし、動物も
植物も天気も、人間の生死も、すべてのすべてを自由自在にコントロールできます。誰の邪魔
もせず、誰の影響も受けずに、何でも自由自在にできるのです。すべてのすべてを自分ででき
ます。人間がいくら資源を取り荒らしても何も影響はありませんから、取った取られたと大騒
ぎしません。こういう状態のことを「生きている」というのです。神様は、自分の思いは何で
も叶う「天国」を体験しているのです。
　あなたが「生きている」というならば、天国だけの筈です。あなたも神様と同じことができ
る筈です。神様と同じ行動をとれる筈です。でも、あなたには、資源を創ることはできません。
神様の創った資源を使わせてもらっている（借りている）だけです。この世界の元の初めは大
神様そのものですから、あなたは神様の内の世界に生かされているのです。神様の内に生かさ　　　 Ｐ101
れているから本当は天国の筈です。天国でないのは、神様の意思とは違うことをしている証で
す。天国の神様の内に生かされている人間が天国でないのはオカシイことなのです。今までは、
神様が許していたからできたことです。人間は神様の内に生かされている存在ですから、あな
たには神様を創ることはできませんし、元の大神様を見ることもできないのです。あなたが創
っている神様はあなたに都合のよい神様です。大神様の内に生まれた神様です。文句を言う自
分勝手な神様です。元の大神様の心が分かっているならば、あなたは今この本を読んでいませ
んし、あなたには何の問題（不都合）もありません。何とかしようとか、人をコントロールし
ようとか、そういうことはしません。

● 元の始めを知らない人間には地球環境は戻せない
　人間は、既にある植物を改良することや、既にある「ＤＮＡ」を見たり、操作したりできる
だけです。人間には、元の初めの植物の「種」や元の初めの「ＤＮＡ」を創ることはできませ
ん。たとえ宇宙人であっても同じことです。あなた自身が、大神様が産み生んだ存在である以
上、自分自身以上のものを創ることもできないのです。人間が人間を創れない以上、人間の病
気の原因を見ることも、病気を完全に直す（元に戻す）ことも、完全な「人造人間」を創るこ
ともできません。天国でない人間には、分からないことがある人間には、神様の心が分かりま
せんから、悪の原因も混乱の原因も分かる筈がありません。神様の内にいる人間に、神様のす　　　　P102
ることをコントロールできる筈がありません。人間は、今のここまで、大元の元は知りません。
大元の元を知っているならば、死を避けようとか、環境をコントロールしようとか、人のして
いることをやめさせようとか、時間をコントロールしようとか、そういうことはしません。神
様に抵抗できないと分かっているからです。
　今の人間は、元の初めを知らないのですから、人間には、一度壊したものは絶対に元には戻
せないのです。地球環境を元に戻そうなどというのはそれこそ神様への冒涜もいいところです。
地球環境を何とかできるというのは、自らが神様だと言っているのと同じことです。どうやっ
て創ったのか、初めがどういう状況だったのか、どうして壊したのか、本当のことを知らない
人間が、どうやって元に戻すというのでしょうか？　その思考が、その思い込みが、その取り
違いが、今の環境破壊の結果を引き起こした真の原因なのです。この部分をそのままにしてお
いて、形をいくらいじくっても、元はそのままですから、やればやるほど、ますます壊れるだ
けです。人間ができることはその思考、そのゲームを綺麗サッパリやめることだけです。自分
の心を元に返すことだけです。

● 人間は神様の力を借りて遊ばせてもらっている存在
　科学というのは、人間の知恵の範囲の制限のゲームです。制限の知恵の目で物質を研究した
結果を公開した宗教です。元の元が今までのそのままならば、発達するほど問題が出てきます。　　　P103
コントロールできなくなっていきます。便利になればなるほどそれがなくなったとき、何もで
きなくなります。何千年間、どう研究しようとも天国はできません。一〇〇％自分の思い通り
にすることはできません。人間は科学の限界を十分過ぎるくらい体験しているのに、まだ、神
様の力を認めないというのはどういうことでしょうか？　「神様＝宗教」という「宗教」をい
つまでも握っていては、科学に神様の智慧を応用する（宗教と科学を統合する）ことも、宗教
に科学の研究方法を応用することも、永遠にできません。科学と宗教が分離しているままでは
天国（統合）はありません。
　人間は神様があって色々なことができるのです。神様の力で産み出されて、神様の力で創っ
た世界で、神様に借りた肉体を着て、神様の力（仕組み／エネルギー／資源／力学）を借りて、
すべてのことを成しているのです。人間が神様を創った積もりになっても、それは大神様の内
の神様ゲームに過ぎません。大神様の次の次の次の･･･…次の神様が自分勝手をしていれば、そ
の神様を信じる人間も自分で何でもできると思い込んでしまいます。今までの世というのはこ
の自分勝手な神様の思いのままの世だったから、人間がこういう取り違いをしたのです。今ま
では時期が来ていませんでしたから、人間が自分で気づくような仕組みを創った上で、大神様
は黙ってみていたのです。だから、好き放題が出来たのです。親が子どもを自由にさせていた
からできたことです。そんなこととは知らずに、親を忘れて、自分がお山の大将になっている
神様や人間ばかりが権力争いをしてきた我善しの世が今までの世なのです。今までの人間の歴　　  P104
史はこの仕組みの中の作品なのです。

● 神様の本当の心が分かれば「宗教」はいらない
　今までの宗教というのは、大神様を忘れた宗教ですから、それを信じても、元の元には戻れ
ません。戦いの我善しの宗教では、平和も天国もできませんし、本当の神様の意思は分かりま
せん。人間の外に神様がいるのではなく、神様の内に人間が遊んでいるだけなのです。何も知
らない人間に元の神様が見える筈はありません。元の神様を忘れた神様があなたの思い通りの
姿になって（あなたに分かる形に姿を変えて）現れることはありますが、あなたが元の神様そ
のものを見ることはできません。人間の胎児が母親の姿を見ることができないのと同じ理屈で
す。神様は人間の仕組みを通して人間に真実を教えてくれているのです。人間の使っている道
具（資源や肉体や物理学等々の目に見える型／肉体で感知できるもの）を使って神様の意思や
神様の仕組みや神☉の世のルールを教えてくれているのです。今まではΦの見方で見ていたか
ら分からなかったのです。今まででも、あなたが「人の責任」にするのをやめて苦労を辛抱し
ていれば、見えたのです。いつまでも上に上がるゲーム、悪を避けるゲームをしているから見
えないのです。最期の大掃除が迫った、もう後がない今ここで、正解を、☉の見方を教えたの
ですから、今ここから見方を変えてください。
　胎児は母親の心が分かるだけです。人間は神様の心が分かるだけのことです。あなたに見え　　　   P105
た神様は、あなたが体験した知識に基づいて、あなたが理解できる形で現れた大神様の中の神
様です。本当の神様の真心が分かれば宗教は必要なくなります。あなたは「生かされている」
にも係わらず、自分を生かしてくれている神様に文句を言っていたのです。あなたの回りの自
然やあなたの回りの人間やその人間が創り出した社会やシステムや道具や動物や植物やすべて
のすべてが神様の内にある神様が産み生んだものなのです。あなたの回りのものはすべて神様
そのものだと言ってもよいのです。すべてのすべてが神様の化身なのです。神様の創りだした
「有」の道具の変化したものですから、人間も神様の化身ですから、その人間が加工したもの
も神様そのものの姿なのです。つまり、あなたの回りには悪いものも汚いものも変なものも不
思議なものもありません。あなたは今まで何をしていたのか分かりましたか？　あなたが気づ
いているかどうかは知りませんが、これが、神様の、宗教の、この世の、あなた自身の、人生
の真実なのです。こう言っても、まだ、これを否定するあなたは、いったい何をしているので
しょうか？　いったいあなたは何者ですか？　いつまでも（神様の）子どもの中の遊びの「親
分」をやっていると天国はありません。そろそろ目を覚まして、神様の力を認めて、頭を下げ
て、本当の道（大人＝ヒトの道）を歩き直してください。

● あなたは自分自身以外の人（もの）を変えることはできない　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　P106
　この文章を読んで、あなたがこの本に（＝長谷さんに）何か言いたくなったとしたら、あな
たは長谷さんに影響されていることになります。長谷さんの一挙手一頭足が気になるならば、
あなたは自由ではありません。あなたは自らが天国ではないことを白状していることになりま
す。あなたは自分がコントロールできないものがあることを白状していることになります。あ
なたは自分自身で生きていないことを白状していることになります。あなたが「生きている」
のならば、長谷さんが何を言おうと、何をしようと、あなたには全く関係はない筈です。それ
が「生きている」ということです。長谷さんは、長谷さんの体験を通して確信した真実、長谷
さんが本当だと思ったこと、長谷さんが思うところをそのまま書いているだけです。長谷さん
が何を体験して何を考えて何を感じたかはあなたには分かりません。それが分かっているなら
ば文句も疑いも一切ないはずです。あなたは長谷さんのそのものですから、長谷さんが賛成し
たものを反対するのはオカシイことです。
　長谷さんがどんな考え方をしようと何を信じようとあなたとは関係ありません。あなたがそ
れに対して手出し口出ししたいなら、あなたはあなた以外のものをコントロールしようとして
いることになります。長谷さんに今しているということは、今までのあなたが自分の思い通り
に相手をコントロールするゲームをしてきたという動かぬ証です。あなたは今までずっと、人
の人生に、神様のすることに、口出ししてきたことになります。あなたが自分を制限している　　　　　　 P107
からうまく行かないのです。神様は、制限していると『制限しているよ』と教えて制限から出
るように仕向けているからそういう状況になるのです。自分が自分を制限しているからうまく
いかないのに（原因がハッキリしているのに）人をコントロールして自分の思いを果たそうと
するのは自分勝手です。自分がうまくいかないのは自分自身がしているゲームのせいなのに、
人のせいにして状況を変えようとするのはいかなることでしょう？　あなたはそれが自分を不
自由にするやり方だと気づいていますか？　長谷さんが、「損」をしたとして、「死んだ」とし
て、あなたに何か関係がありますか？　長谷さんは無理にあなたのお世話になるつもりはあり
ません。あなたは長谷さんのことを無視していただいて結構です。長谷さんがどうなるかであ
なたがどうにかなるのならば、あなたは不自由です。

● 「自然」というのは一切（一〇〇％）操作をしないこと
　長谷さんとあなたは全く別のドラマを創りだしているのです。人間は、神様の創り出した道
具を借りて遊んでいるだけです。人間が何かをしているわけではありません。神様が人間を通
して何かをしているのです。長谷さんを通して神様がこの情報を出しているのです。長谷さん
を否定するということは神様を否定しているのと同じことになります。人間が人間をコントロ
ールするということは、神様をコントロールするのと同じことです。そんなことはできる筈が
ないというのは誰が考えても明らかです。人間は子どもを産ませていただき、育てさせていた　　　　　 P108
だいているのです。受胎させるのは、出産を手伝うのは神様です。人間の操作など何処にも入
る余地はありません。少子化は大掃除の準備です。育児環境を整備しても、助成金を出しても
子どもの減少は止まりません。人間にできることは生まれてきた子どもをその子どもが死ぬま
で絶対に放棄しないということだけです。子どもが自由にできるように環境作りをすることだ
けです。どんな死に方をしようとも、何が起きようとも一切文句を言わずにいることだけです。
一切の操作は神様への抵抗になります。
　人間がやっていないことを操作することを「不自然」というのです。人間は、できるわけが
ない余計なことをして自らの首を締めているのです。「できるわけがない」というのがオカシ
イというならば「できる」ということですから、「できない」と気づくまでどうぞいつまでで
もおやりください。長谷さんが今ここでこういうふうに言っている時に「コントロールゲー
ム」をやめれば、今ここから自由になります。「自然」というのは「一切操作しない」という
ことです。「自然のまま」というのは「一切コントロールしない」状態です。それが本当に
「任せる」ということです。神様がしていることを何とかしようとするから、神様がうまくい
かなくしてあなたにそれを教えるのです。人間のしていることを教えるために破壊して教えて
いるのにそれをまた操作して何とかしようとしても全くアベコベです。何とかしよう精神では、
いつまでやっても問題解決は絶対に不可能です。問題製作を進めるだけです。出来もしない無
駄な抵抗はもうやめたら如何でしょうか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　P109

● 本当は「苦しみ」や「痛み」があるのはオカシイこと
　あなたが『そういうわけにはいかない』『そんなことはおかしい』というならば、あなたは
長谷さんに影響されています。長谷さんの「考え方」を自分に都合よく変えようとしているこ
とになります。長谷さんは何も操作していませんから、長谷さんの考え方はそのまま神様の考
え方です。長谷さんの意思はそのまま神様の意思です。長谷さんは神様の下請け、特派員、と
りもち、取次ぎ店です。長谷さんの書くことを、自分の手に入れたものを守っているあなたに
書けますか？　長谷さんの書くことを全部公開できるということは長谷さんは自分を神様に預
けている証拠です。あなたがそれに干渉するというのは何を意味しているのか分かりますか？
あなたが長谷さんの書いていることに反論や批判や疑いがあるということは、あなたには長谷
さんの本は書けませんよね。
　神様は、自然に反すると苦しみが来る（戻る）ように創ってあるのです。天国である神様の
内にいる人間は天国であるのが自然です。本来、苦しみがあるのはオカシイことなのです。
『苦しみがあるのは人間として当たり前だ』という宗教をいつまでも信じていては、元の神様
の心などわかる筈がありません。「苦しみ」や「破壊」や「うまくいかない状況」というのは
『神様の意思に反した方向へ行っているよ』というお知らせなのです。あなたがそれを認めて
一切の操作をやめれば、あなたがしただけの苦しみに耐えるならば、あなたは自由になってい　　　　P110
きます。あなたは自然に神様の元へ、天国へ戻れます。あなたが「自然」ならばミロクに行け
ます。神の世に反していないならば、あなたは今この世でも遊べますし、そのまま道具を取り
替えて本当の天国に生き返ります。

● 「自由」を僅かでも奪うことが本当のイジメ、泥棒、迷惑
　神様は、あなたが今まで操作して自然を壊した分、人の夢や人の自由を奪った分、神様の計
画を邪魔した分だけは、キッチリ、あなたに貸した肉体を通して苦しみ（苦労／教材）を渡し
ます。自らのしたことをキッチリと責任を取ったら、再び本当の自由の身にしてくれます。あ
なたが悪くしただけ自らが悪くなってゼロ、清算です。自由を壊した分（人を不自由にした
分）自分が不自由を体験して自由に戻るのです。悪くなるのを避けようとするほど、ますます
悪くなっていくのです。つまり、あなたが悪を消そうとすればするほど、悪が増えるのです。
神様にどんなに抵抗しても無駄なことです。あなたが抵抗するほど、自分への抵抗がきつくな
ります。言わば、あなたは自分で自分の自由を奪っているのです。文句を言うところは自分以
外ありません。神様は、自分がしたことがしただけ返るように、すべての仕組みを創ってある
のです。
　自分の現実は自分が作った作品です。自分がやり方、態度を変えなければ何も変わりません。
あなたの現実というのは、自分の一人芝居の結果です。結果を変えても何も変わりません。自　　　　 P111
分の外を操作すれば、ますます、不都合や不自由や苦しみが増えるだけです。あなたがこのこ
とに関して、文句を一つでも言おうものなら、あなたが「異論」を唱えようものなら、この通
りになります。あなたは本当のことを何も知らないことを白状しているようなものです。自ら
が「自分だけ勝手」であることを、「我善し」であることを自白しているようなものです。本
来は、お互いに干渉する必要は全くないのです。何を選ぶか、何を信じるかは各自の全くの自
由なのです。人の自由を奪うことが迷惑です。イジメです。泥棒です。物質の世界の形（問題
／犯罪）はその型示しです。

● 自分を苦しめている加害者（犯人）は自分自身
　実は、『自分は生きている』と言うこと自体が神様への冒涜なのです。自然への反抗なので
す。自然と闘うのは神様と戦うことです。戦っても勝ちはありません。負け続けるだけです。
負け続けて自らの本当のイノチを失うだけです。あなたは自分が戦っているから苦しいのです。
戦う相手に文句を言うほど、戦いが激しくなって、自分がますます苦しくなります。自分を苦
しめているのは自分なのです。自分を苦しめる加害者は自分自身なのです。人を責めるのはお
門違いです。自分が楽になりたければ「本当の犯人（自分）」が改心するしか方法はありませ
ん。人を改心させようとするあなた自身が改心しなければあなたの現実はますます悪くなるだ
けです。『人や自分に何かをさせよう（やめさせよう）』『自分以外を何とかしよう（変えよ　　　　　　　　　P112
う）』とすること自体がすでに操作なのです。「教育」とは一体何でしょうか？　「宗教」とは
一体何でしょうか？　神の世には一切の制限（戒律／操作）はありません。あなたが一つでも
制限を課すならば、「してはならない」「しなければならない」と言えば、最期は、自らの課し
た制限であなた自身が動けなくなります。
　『そんなことをしてはならない』というのは、神様が言った『そんなこと』を『してはなら
ない』と人間が操作したのと同じです。それをそのまま実行すれば、制限の世界が現れます。
現れた世界の形の平和を保とうとすれば、罰則（戒律）が必要になります。後は、制限が制限
を呼んで、最期は何もできなくなります。ある形や行動をしてはならないのではなく、「して
はならない」ということ自体をしてはならなかったのです。神様の世界に反抗するならば、本
当の「国家反逆罪」で永遠の死刑になります。つまり、あなたの魂がいなくなります。魂がな
ければツベコベと文句を言っている肉体もありません。あなたがそうなっては、天国もミロク
も何もないということです。天国つくるために悪を消そうとすればするほど天国は遠くなるの
です。あなたが自分のしていることを認めなければ、最期は自分のしたことが最高（あなたか
ら見たら最悪）の形で返ってきます。あなたがどうなろうと長谷さんも神様も他人も何も影響
ありません。あなたの一人芝居の結果はあなただけが体験するのです。自業自得ですから、あ
なたの改心がなければ誰にも助けられません。

● 「何も教えないこと」が本当の教育　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 P113
　何とかしようとした結果が、自らのしたことが返ってきているのに、それをまた何とかしよ
うとするからますます泥沼に嵌るのです。もがけばもがくほど動きがとれなくなります。
「自然」を壊した分だけ素直に壊されてください。死ぬ状況がきたら素直に死んでください。
自分で自殺するのは肉体という借り物を壊すことです。これが悪だというならば、鬼だという
ならば、あなたにそういう見方を教えてくれた神様はアマチャンの偽神様であり、それを教え
てくれた人間は偽神様の奴隷の人間です。あなたが信じている神様はニセモノです。本当の神
様に似せた神様です。神様に似てはいても、全くアベコベの神様です。あなたのしていること、
あなたが思っていることは全くアベコベですから、やればやるだけ思いと反対の結果になりま
す。あなたというニセモノが創ったニセ神様です。あなたは神様の化身ですから、あなたの思
うことは何でも形になります。神様が形にします。あなたが天国に行けるように、違うことを
していれば悪くして教えます。天国を創れない神様を信じても永遠に天国はありません。無い
どころか、結局は、あなたという魂が死にます。分からないことがあること自体、文句を言う
こと自体、人のせいだと言うこと自体、神様なんていないということ自体、うまくいかないこ
と自体、あなたが「ニセモノ」である証拠です。
　あなたもあなた以外の人も、すべて、神様に「生かされある存在」ですから、お互いに何の
助言も、何の教育も、何のコントロールも、何のお世話もいらないのです。お互いに自分が好　　 　　　P114
きなように遊べばよいのです。一人になることもありません。今の学校教育というのは、操作
以外の何ものでもありません。道徳や論理や常識を使って操作をしているということは、自然
破壊以外の何ものでもありません。夢を壊せばそれがイジメです。人の行動を邪魔すれば体験
泥棒です。みんながこのことを自覚して遊んでいれば、福祉などいらなかったのです。福祉社
会が続くというのは幻想です。今までのゲームはもう続けても壊れるだけですから、最期に神
様が手出しして全部壊して創り直します。そのゲームができるのも後僅かです。したいならど
うぞお好きにしてください。信じられないなら結構です。後で答えが出て慌てても知りません
よ。今ここで教えましたから、知らなかったということはもう通用しません。平等な世に大人
も子どももありません。自由な世に一つの見方を強制する教育は必要ありません。何も教えな
いのが☉の教育です。あなたが自由に自分で試してみればよいのです。神様はいくらでも勉強
の教材をくれます。失敗が許されないと言っているのは神様でも誰かでもなくあなた自身です。
遊びたいなら子どもに戻って素直に遊んでください。