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(3)あなたは『したいけどできないからしない』ということが『したい』のです


(3)あなたは『したいけどできないからしない』
       ということが『したい』のです


今までのあなたの十八番その一『本当はしたいけど~だからやめよう』について
  あなたは今までの人生の中でこういうセリフを口にしていませんでしたか?

 『本当はしたいけど、立場上やめておこう』
 『本当はやりたいけど、恥ずかしいからやめておこう』
 『本当はしたいけど、へんな目で見られたくないからやめよう』
 『本当は休みたいけど、迷惑がかかるから行こう』
 『本当はやめたいんだけど、生活できなくなるから我慢しよう』
 『本当はしたくないんだけど、仲間外れにされたくないからしないでおこう(みんなと同
  じことをやっておこう)』云々。                                            P46

 あなたがこのセリフを口に出すか出さないかは関係ありません。何かしようとしたときに、
すぐにこういう思考を巡らして、自分の外側や今までのデーターを見て、自分の言っているこ
ととやっていることが違う、心と口と行動がバラバラな生活を送っていませんでしたか? あ
なたは『したいけどしない(=したくないけどする)』と心と行動を自分で分裂させて、スト
レスをためて、悩んで、混乱して、人に当り散らして、何かのせいにして、自分をごまかし
て、納得させたつもりになっていませんでしたか? あなたはなぜ本当にしたいことを素直に
しないのでしょうか?

いままでのあなたの十八番その二『だってそれが現実だから』について
 というふうに長谷さんが言うと、こういう言葉が返ってくるかもしれません。

 『だって、それが現実だからしかたないでしょう?』
 『だって、そうしなくちゃ生きていけないんだから、しょうがないじゃないか。』
 『だって、この世の中、自分だけで生きているんじゃないんだから。』
 『だって、人に迷惑をかけるわけにはいかないから。』
 『だって、こんな不況の時にやめたら食いぶちがなくなるよ。』                         P47
 『あんたは、理想論ばかり言って、現実を知らないんだ。』
 『人のことだと思っていい加減なことを言うなよ。』
 『もし失敗したら責任をとってくれるのか?』
 『あんたは考え方が甘いよ。現実は厳しいんだ。』
 『人生そんなに甘くないよ。人生経験が足りないな。』

 自らが楽な状態で居続けるために、そういうような、人類が何千年も言い続けた得意のフレ
ーズ、正確に言うと、何の疑いも無く人類が何千年もの間、真実だと思い込んで(そう教えら
れて)無条件に受け継いできた言葉、を並べて『自分はしたくないけどそれではないことをし
ている』言い訳を一生懸命にし始めるというゲームをしている人が非常にたくさん見受けられ
ますが、さて、あなたはどうでしょうか? 実は、こういう言い訳は、今ここの時代だけに通
用するもので、もう少しで終わりになるゲームなのです。それを握っていてもあなたが墓穴を
深くしていくだけです。あなたが『だって~』を言う理由は何ですか? あなたが人を責める
理由は何ですか? あなたはそういうゲームをしていて本当の天国が来るとでも思っているの
ですか? 今までのやり方で本当の天国が体験できるとでも思っているのですか? 今あなた
が体験していることがその答えです。

あなたの今までの十八番のセリフでは『したい自分』は納得しない                  P48
 あなたの十八番(オハコ)のセリフは、現界(限界/幻界/岩戸)という「お箱」の中だけ
で通用する道具です。勿論、それを言い続けるのはあなたの自由です。長谷さんがとやかく言
う筋合いはありません。こう言えば『だったら言うなよ』というお叱りが返ってきそうです
が、でも、ここではそれを敢えて無視して(これも長谷さんの自由ですから、気に食わないな
らお返しに無視してくれて構いません。)話を進めます。この本で書いていることは、一つ残
らずあなたのイノチに係わることですから、長谷さんとしては、聴いた方があなたの身のため
だと思いますが・・・…。
 あなたが、先に書いたような今までのパターンを繰り返したとき、たとえ人はごまかせたと
しても、回りは納得したとしても、自分自身の気持ちは納得していませんよね。あなたは自分
自身にウソをついていることを知っているからです。『本当はどうしたいのか?』を知ってい
るからです。本当は、やろうと思えばできることを知っているからです。それができない本当
の理由を知っているからです。自分が何かを避けているだけだと知っているからです。自分が
恐れているものが何かということを知っているからです。あなたはそれを知っていて何らかの
理由で敢えてそれを避けているだけです。『したいけど怖くてできない』から様々な言い訳を
して自分を説得しようとしているのです。自分が『しない』ことを認めたくないから、誰かの
せいにして誤魔化しているだけなのです。あなたは、それで本当にいいのですか? まだ、し      P49
たいことをせずに後悔し続けますか?

あなたが「言い訳」しているときはそれがあなたのしたいこと
 もしかしたら、あなたは、この見方すらも否定しようとするゲームを始めるかも知れません。
もしそうならば、あなたは自分の責任を回避しようとしています。自分以外のものに責任を転
嫁しようとしています。あなたはそれを認めて責任を取りたくないと思っています。いや、本
当は、結果についてアレコレ言われるのを避けたいだけ(『これをするとこう言われる』と勝
手に決めて、『それがいやだからするのをやめよう』という、実際には今ここでは起きていな
い想像上の一人芝居をしているだけ)なのです。あなたは「悪い子」にならないようにして苦
しんでいるだけです。
 ここで起きていることはあなたの人生の他の場面でも起きています。あなたはこの本以外の
ところでも全く同じことをしています。それがあなたの長年に渡って身につけた、批判から、
死から、危険から、自分の身を守るための癖だからです。そして、その結果、『自分のしたこ
とは自分の責任ではない』ということを証明しようと『できない』理由のリストをたくさん創
りだしていくことになり、(あなたが『そうではない』と言っても)それをすることが、実は、
その時のあなたが他の何よりも『したいこと』になっているという矛盾を創りだしています。
 あなたは、それをすることが、実は、自分を破滅の道に導いていることに気づいています        P50
か? それが「神様」を否定すること、責任転嫁をすることが本当の安全(天国)を遠ざけて
いることを知っていますか? 自分が自分にウソをつくことが、本当の天国を拒否することに
なるのです。

あなたが言い訳するときは自分で苦しみを創りだしている。
 『そうじゃない』『それは違う』と言っても結構ですが、そうは言っても、あなたはその時、
他のことよりもそれをすることを選んでいるのですから、それがその時のあなたが一番したい
ことなのです。あなたは、この見方自体を再び否定したり、この見方に言い訳をしたりするこ
とで、その矛盾を永遠に続けることになることに気づいていますか? あなたには、もう、最
期の大掃除まで時間がないのです。心の掃除をしなければ、「永遠」はありません。それをし
ているならば、あなたは「滅亡」です。ここまでせっかく生かしてもらった「永遠のイノチの
素」を自ら捨てるのですか? あなたが気づいているかどうかは知りませんが、あなたは、楽
をしようとして、実際には、苦しみを自分で創りだしているのです。天国を求めて地獄を進め
ているのです。これがあなたのはまっている最大のトリックです。こういうパラドックスを解
決する見方(やり方)が実は、真コトの道、天国の方法なのです。自分の言う通りに一〇〇%
正直に生きることです。
 『したいからする』とやれば、何の言い訳もいりませんし、何の矛盾もありません。『でも         P51
~』が入るからややこしくなるのです。人のすることに口出しをするから、自分自身も面倒な
ことになるのです。あなたが何と言おうと、結局は、あなたは単に未知の世界が怖いだけなの
です。これから起きることはすべて未知の出来事です。「デモ~」は「本当の死へのキーワー
ド」です。

『したいけどできない』あなたへの「二三の質問」
 ここでちょっと長谷さんの理屈は休憩にして、あなたが自分のしていることを正直に見つめ
直す時間をとります。ちょっとあなた自身に問いかけてみてください。長谷さんは別に強制す
るつもりはありません。いやならば、この部分は飛ばしていただいてもいっこうに構いません
が、これはあくまで「あなた自身のため」の、あなたの永遠の生死に係わる質問ですから、そ
の積もりでどうぞ。

1、 あなたはなぜいちいち反応(反論)を返してくるのでしょうか?
   (『あんたが勝手に書いているだけだ』と言ったとしても、それも長谷さんへの反応であり、
   あなたは本を読む時や人の話を聞く時に必ず何らかの反応をしています。あなたが何と言
   おうとも、これは否定できません。あなたが感情的になる理由は何でしょうか?)
2、 あなたはなぜいちいち言い訳をするのでしょうか?                             P52
3、 あなたはいったい誰に言い訳をしているのでしょうか?
4、 あなたは「できない」と言っているその行動をしたことがあるのでしょうか?
5、 あなたは(今まではそうだとして)今ここでそれをしたらどうなるか知っていますか?
6、 以前にしたことがあっても、今ここでそれをしたらどうなるのでしょうか?
7、 あなたの心配をしていることが起きたとして、その先はどうなるのでしょうか?
8、 その出来事はあなたにとってマイナスだと決まっているのでしょうか?
9、 人が文句を言ってきたとして、あなたが一人になったとして、何か問題があるのでしょう
   か?
10、 あなたはそれが起きると決めつけていませんか?
11、 何かを避けようとして、マイナスのことが起きると思い込むことで、したいことをやめて、
   そのマイナスを避けたつもりになっていませんか?
12、 あなたは、したいことではなくて、したいことをしないことで想像上のトラブルを避ける
   ことをするという矛盾を創りだしているに気づいていますか?
13、『誰かがやったらやろう』『世の中が変わったらやろう』と思っているとしたら、みんな
   がそう言っていたとしたら、いったいそれはいつできるのでしょうか?
14、 みんなが永遠に同じゲームをやっていたとしたら世の中はいつ変わるのでしょうか?
15、 あなたが想像している現実や社会はいつまで続くのでしょうか?                    P53
16、 たとえ変わったとしても、それはずっとそのままでしょうか?
17、 いったい現実や社会は誰が変えているのでしょうか?
18、 どうなったら『変わった』と言えるのでしょうか?
19、 あなたはいつどこでやることを決めるのでしょうか?
20、 あなたは、そういう時が来るまで、できない(自分がしない)ことを自分以外の責任にし
   続けていつまでも待っているのでしょうか?
21、 誰かがやってできることは今ここでもできるということに気づいていますか?
22、 誰かがやるのを待っているのは、自分の夢を自分で延期していることに気づいています
   か?
23、 あなたが求めている天国というのは一体どこにあるのでしょうか?

 前著『人生というゲームの新しい遊び方』に引き続いてまたまた質問攻勢をかけましたが、
実は、これらは、すべてあなたの中で起きている対話、ひとり言なのです。あなたが自分です
ることを避けている質問を長谷さんが外に引っ張りだしてお見せしただけです。どうにでもお
使いください。

あなたが怖がっているものはあなたの創り出している想像上の出来事               P54
 あなたが、『したいけどできない』と言っているときは、『自分自身がしたいこと』をした結
果起きる(とあなたが決めているだけの)『見たくないこと』を避けようとしているのです。
それがそこでのあなたのしたいことです。あなたがどう反論しようと、だからこそ、そのセリ
フを続けているのです。でも、あなたは「『したいけどできないからやらない』ということを
『している』」のです。あなたは、結局は、『自分がしたいことをしている』のです。「したいこ
とをしている」のに文句や苦情や不満を言っているというのはどういうことでしょうか?
 あなたは、「自分が本当にしたいこと」をして、それをやっても大丈夫だとわかるまで、そ
のセリフを言い続けることになります。つまり、あなたがそのセリフを言っている間は、確か
にあなたの心配していることは起きませんが、欲求不満や心配や不安をずっと感じ続けること
になります。言い方を換えれば、『したいことをしたくないからしない(ということをする)』
という行動をし続けることになります。そして、極近い将来、その不安がすべて形になる時が
来るのですが、あなたはそれでもまだ避け続けますか? あなたが避けているものは、今ここ
であなたが創りだしている想像上の産物に過ぎないのですが、さて、いかがいたしましょう
か? あなたは本当にしたいことを一体いつ始めるのですか? あなたには天国までもう時間
がないのですが……

「したい」「けど」「できない」のどれを選択するかはあなたの自由                   P55
 あなたが「『したいけどできない』から『こっちをやる』と言っているときも、確かに表面
上は、あなたのココロと行動は一致していることになります。あなたは自分の欲しいものを手
に入れていることになります。でも、あなたに悩みや葛藤があるならば、それは表面上、一致
させているフリをしているに過ぎません。あなたは最初に出てきた「したい」を実行していま
せん。
 あなたの問題(葛藤/悩み)を解決する鍵は「したい」という部分です。本当はあなたはそ
れを「したい」のです。それをそのまま行動に移すということが、心と言動を本当に一致させ
るということなのです。「したい」「けど」「できない」はすべてあなたの言っていることです。
「もう一人の自分」という存在は何処にもいません。あなた自身が別々の時間に(時間差をつ
けて)別の言葉をしゃべっているだけです。このセリフをしゃべっているのは全部あなたなの
ですから、言わばあなたは『精神分裂病』にかかっているのです。あなたがあなたを自ら引き
裂いているのです。
 あなたは何を避けているのですか? あなたは何が怖いのですか? あなたは何かを避けて
いることで苦しんでいることを知っていますか? 実際は、『したいこと』を素直にそのまま
やっても、あなた(魂)には何のリスクもありません。リスクがないどころか、掃除が進むの
です。                                                         P56
 「したいけどできない」と一つに見えるということは、あなたが本当は時間を越えた一つの
存在であることの証明なのです。「したい」の方を選んで満足するか、「できない」の方を選ん
で悩むかはあなたの自由です。「でも」というのは葛藤や混乱を創りだす道具に過ぎません。
それを選んだのはあなた自身ですから、あなたが創っている悩みや葛藤はあなたの責任です。
あなたが何も抵抗しなければ自分の悩みはすべて自分で解決できるのです。葛藤を創った帳本
人はあなたですから、その葛藤を収拾できるのもあなたしかいないのです。あなたは何を外に
探しているのですか?

損得計算をして人を疑うとあなたも疑われることになる
 あなたには「潜在意識」というものはありません。自分が勝手に創った恐れという幻想を見
ないようにするための隠れ家を創っていつまでも「本心」を隠していても、あなたがあなたを
騙しているだけの一人芝居です。それをすれば、あなたにとっても、まわりにとっても、神様
にとっても迷惑な「責任転嫁ゲーム」が始まり、お互いに何の得にもならない地獄の状況が続
くだけです。
 あなたが「得」していると思っているのは、「人の責任ゲーム」の中で、自分以外と比べた
ときのお金や地位や信用や良い評価の量のことです。そのゲームの中では、それはあなたが油
断すればいつでもなくなりますし、あなたはそれを守るための作戦を常に用意して、回りの動      P57
きを見ていなければなりません。あなたはそれを守ることで自分を疲れさせています。回りの
状況は変わらないように見えても、回りの人たちの心の中は、あなたの思っている通りだとは限
りません。あなたは人の本心が見えていませんから、あなたは一瞬にして、すべてを失うこと
になるかもしれません。
 当然のことながら、そういうゲームの中では、『自分に損がないかどうか』という視点で人
を見ることになります。それは「自分のため」であり、「自分の都合」であり、あなたとその
人は表面上の付き合いに過ぎません。そして、あなたも、回りの人からそういう観点で見られ
ることになります。あなたが何かを信用したら、あなたの責任であり、「騙された」というの
は通用しません。あなたが「騙された」のであって、誰かに「騙された」と言ったとしても、
責任とは全く関係のない表現です。あなたが「騙された」のはあなたの責任であって、騙した
誰かには責任はありません。あなたが何かを期待してその人の言うことを選んだのであって、
その人に責任転嫁をしても、わがままの上塗りです。こういうゲームの中では、「人を信用す
る」ということはできません。
 「人の責任ゲーム」や「自分のものゲーム」は「疑い」が前提のゲームです。『人は信用でき
ない』というあなたの常識は、あなたがあなたを信用していない行動の現実から導き出された、
あなただけの常識です。その常識に同意している人が社会を創っているだけのことです。「自
分を信用していない」から人に騙されるのです。自分を信用しなければ神様も信用しませんか     P58
ら、あなたには天国はありません。あなたは天使の仮面を被った優しいフリをした神様と一緒
に滅びます。

あなたが守っている友人は本当の友人ではない
 あなたはたくさんの人脈があるようで、実は、独りぼっちなのです。あなたは始めから独り
ぼっちなのです。でも、あなたは一人ではありません。あなたが何かしたときに離れていく人
は、あなたと損得利害関係で付き合っていた人です。あなたが心配しているのは、そういう人
達があなたから離れていくことなのです。あなたが本当にしたいことをすれば、そこにあなた
と志を同じくする新しい仲間が待っています。あなたが疑いのゲームをしている限り、それは
見えません。あなたが行動することでそういう仲間のいるところへ行くのです。あなた自身が
歩いて仲間のところに行くのです。『仲間がいたらやる』と言っている限りあなたのところへ
は仲間は来ません。仲間だと思って、あなたを騙そうと企てている集団のゲームの中に自ら飛
び込むことになります。あなたが「一人ぼっちは嫌だから」と言っていると本当に独りぼっち
になって地獄でさまよって死にます。
 あなたが何をしても一緒にいる人が本当の友人です。あなたがそういう集団に入れば、あな
たは、「損得」や「利害」を超えた関係を体験できます。あなたが自分に正直に行動できるかど
うかでそれが決まります。あなたがそういう体験をできるかどうかはあなたの選択であり、あ       P59
なたの責任です。そういう体験を繰り返すことであなたは自由になっていきます。それができ
るかどうかは、あなたが行動パターンを変えられるかどうかにかかっています。損することや
騙されることや怪我することや孤独になることや悪い子になることを避けないことです。すべ
ては、あなた次第です。


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