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はじめに

          続・人生というゲームの新しい遊び方
     【21世紀の人生の遊び方】

長谷 章宏 著

            はじめに                                          P3

 「二一世紀」まであと四年。「新しい時代」が、いよいよ、もう目の前まで迫っています。

 巷では、「バブル崩壊」に始まり、「世紀末」「変革の時代」「心の時代」「宇宙時代」「国際
化」「ボーダーレス」「統合の次代」「グローバル化」「高度情報化社会」「インターネット」「高
齢化社会」「規制緩和」「情報公開」「プライバシー保護」「個性化」「エコロジー」「リストラ」
「マイインドコントロール」「ハルマゲドン」「防災意識」「危機管理」「金融システムの再構築」
「金融自由化」「超低金利時代」「キャッシュレス」「政界再編」「先行き不透明」「先送り」「前
代未聞」「異例」「前例のない」「想像を超えた」「超常現象」「物質文明の危機」「常識の崩壊」
等々の言葉が清濁織り混ぜて、当たり前のように飛び交っています。これらの言葉を眺めてい  
ると、「二一世紀という新しい時代」が、もうそこまで来ていることを実感させられます。

 しかし、現実はと言えば、地球規模の気象異変や天変地異、凶悪犯罪の増加、戦争・紛争・
テロ、人種差別、宗教対立、核実験、基地問題、貿易不均衡、環境問題、水不足、大震災、オ
ウム事件、いじめ、不登校、自殺、性犯罪・薬乱用の低年齢化、失業問題、不良債権問題、カ  P4
ード破産、銀行倒産・不祥事、公金不正支出、難病・薬害問題、集団食中毒、臓器移植・安楽
死、遺伝子操作等々、個人的問題から国際問題まで、社会生活のあらゆる分野、あらゆる場面
で、今までの価値観(対応策)ではどうにも解決できない(収拾の目処が立たない/対応が追
いつかない/理解できない)「問題」や「課題」が、二一世紀まで積み残すような勢いで次々
に噴出し、混乱の極致となっています。

 また一方では、今までの学問の常識を覆す様々な発見や今まで隠されていた真実が知らされ、
今までの様々な社会システムの矛盾や既成の宗教の限界、人類の知恵の限界を思い知らされる
ような状況を突きつけられるにつれて、今までずっと信じてきた常識や価値観が根底から揺る
ぎはじめています。そして、一人一人の内側(心)にも、言いようのない大きな不安感や焦燥
感、イライラ、葛藤、ストレスが押し寄せ、いじめや犯罪、争い、病気、損害賠償事件が激増
しています。

 先に行けば行くほど問題が増加するばかりで、解決の見込みが立たないという現在の社会状
況を客観的に見れば、既成の常識や価値観や解決策ではどうにもならない、今までの歴史上の
時代転換とは全く質の違う変化が訪れていることは、もう誰の目にも明らかです。でも、実際
そうだとわかっていても、 『何とかしなければならない』 という焦燥感から、このどうにも動    P5
きがとれない苦しい状況から何とか逃れようとして、 『今さえ何とか乗り切れれば』 と小手先
の解決策を求めて右往左往し、逆に、秘密暴露合戦、責任追求(転嫁)合戦、損害賠償(告
発)合戦、略奪合戦、コントロール合戦等々をますます激化させるばかりで、思惑に反して、
ますます状況を悪化させる悪循環に陥る結果となっています。何をどうしたらよいのか全く見
えず分からず、何とかしようとすればするほど自らの首を絞めていくだけで、めくらめっぽう、
焼け石に水、付け焼き刃の対応策では、問題の解決どころか、問題が問題を呼び、どんど
ん動きが取れなくなるばかりです。

 一方では、それに合わせるかのように、全く新しい視点から様々な新しい実践が試みられ、
諸説粉粉、いろいろな方々が、いろいろな分野で、いろいろな視点で、いろいろな形で、新し
いシステムや新しい生き方、新しい問題解決策についての様々な提案(提言)をしていますが、
かくいう長谷さん自身も、教師という職業を通じて感じていた『今の世の中は何か違うのでは
ないか?』という漠然とした疑問をきっかけに、教師を辞めて以後、五年間に渡って、このテ
ーマについて実践研究(フィールドワーク)という形でいろいろと試行錯誤しながら研究して
きました。                                                          
 その間、新しい時代(新しい考え方)に関するいろいろな本を読みあさり、いろいろなセミ     P6
ナーに参加しては、そこから学んだことを日常生活で実際に応用(実験)することの繰り返し、
長谷さん自身の見方(視点)、考え方(説)、体験(現実)と比較・検討しながら、長谷さん自
身の体験したこと、今までの常識(価値観)、今までの「学説」、現在の社会システム、現在の
社会状況(社会問題)等々を「新しい視点(眼)」で見直していった結果をノートに書き溜め
ていきました。
 二年前に、その途中経過を『人生というゲームの新しい遊び方』という本にまとめて出版し、
それ以後は、二年間に渡るカウンセリングや講演会、セミナーを通じて、様々な視点、様々な
体験、様々な考え方を持つ方々との質疑応答を重ねていきました。そして、皆さんの反応や本
の反響のお手紙を見ながら、この本でこれから提案する「新学説(実は、親学説/神学説/真
学説)」 が間違っていないことを確信していくプロセスを経て、この本を書くに至ったという
わけです。

 長谷さんは、この本を書くまでの間に、色々なアイデアや色々な考え方を見せていただく機
会を持ちました。そのどれもが、「既成の常識(大きな宗教)」や「既成の宗教」が現在の状況
を創り出してきたと気づいて 『この辺で今までの価値観から脱却しよう』 という発想は共通な
のですが、今までの枠から脱却したと思って、実はまだ今までの視点の中にいるということに
気づいていない方々が多々おられるように感じました。長谷さんの目から見ると、微妙に違っ   P7
てはいても、どれも似たり寄ったりで、大きく見れば、今までの提案(提言)の中には 「根本
的解決策(問題解決の特効薬)」 はどうも無さそうです。長谷さんの結論を一言で言えば、今
回はこの微妙な違いが 「永遠の生か、永遠の死(滅亡)か」 を分けるくらいの大きな差になる
ということなのです。

 さて、あなたは、これから先の日本に、世界に、宇宙に、そして、あなた自身に、一体どん
なことが起きるのか想像できますか? 「二一世紀」 とは一体どんな時代なのでしょうか?
「前代未聞の」「人間の常識を遥かに超えた」「既成概念を覆す」事件や事故、現象が続発する
混迷の「今世紀末」をどのように乗り越えていったらよいのか、息つく暇もなく次々と噴出す
る「問題」や「課題」をどのように解決していったらよいのか、あなたは何か名案をお持ちで
しょうか?あなたは、いったいどれが(誰の言うことが)本当なのか、いったい誰について
いったらよいのか、いったい何を(誰を)信じたらよいのか、何をどうしたらこの状況を抜け
られるのか、正直なところ、あなたは何が何だか分からなくなっているのではないでしょう
か?

 長谷さんは、これからこの本で、「前代未聞の」「人間の常識を遥かに超えた」「既成概念を
覆す」視点から、長谷さん自らが「実地体験」を通して得た、これらの問いに対する「模範回    P8
答(解決策の決定版)」を、長谷さんが今まで仕入れてきた様々な材料、今まで学んできた
様々な表現を駆使して、出来る限り分かり易い言葉で、提示していきたいと思います。それは
同時に、今現在のあなたの日常生活ですぐに応用できる「方法論(ノウハウ)」の提案でもあ
ります。

 現在の社会状況やあなた自身の体験からもうお気づきかとは思いますが、何とかしようとす
ればするほど「問題」が増え、ますます「混乱」していくばかりで、分かろうとすればするほ
ど一体何が起きているのか分からなくなる現状では、今まで見向きもしなかったような(バカ
にして無視していたような) 「現実離れした」「突拍子もない」「常軌を逸した」アイデアに、
その「問題解決」の活路(出口)を求めるしかないのは明白でしょう。今、起きている様々な
出来事(現象)の解釈や問題(課題)の解決が、今までのやり方(見方/価値観/常識/小手
先の「現実的」対応策)ではもうどうにもならないと分かった以上、全く別の視点からのアプ
ローチが必要なのです。

 元が同じならば、いくら形(表面的なシステム/言葉の表現・定義づけ)をいじくったとこ
ろで(形を整えたところで)大同小異、ドングリの背比べ、小手先の何とかです。どんなに
「革新的」に見えても、根本のところは何も変わっていませんから、やればやるほどこのまま   P9
混乱が加速するだけです。実は、今回の「混乱」を収拾するためには、「目には目を、歯には
歯を」「押しても駄目なら引いてみな」「表が駄目なら裏がある」「コロンブスの卵」「初心に帰
れ」の精神で、今までの常識を一端すべて棚上げにして、すべてをひっくり返して、元の元の
元まで戻って、一からではなく〇からスタートし直すことが必要なのです。「既成の概念」で
は解決しない「既成の常識」が創り出した「前代未聞の」問題の解決には、「既成の概念」を
逸脱した「既成の常識」を覆す「前代未聞の」視点(方法論)を持ってあたるのが、最も「自
然」なのではないでしょうか?

 ということで、「既成の概念」を逸脱した「既成の常識」を覆す「信じられないような」内
容(情報/提案)が書かれているこの本をどう見るか(使うか)は、勿論、あなたの自由です。
長谷さんがこのように予めお断りしておいても、この本を読み進めるにつれて、あなたは、た
ぶん、「そんなバカげたことが」「そんなこと言ったら終わりだ」「そんなことは人間として許
せん」「そこまで言ったらお終いだ」「そんな恐ろしいことは」「人間として非常識なことだ」
「何をバカなことを」云々と思うでしょう。でも、実を言うと、あなたが、その「見方」自体
を覆さなければ(捨てなければ)、あなたには「二一世紀」という時代(「本当の天国」の体
験)はないのです。これが、長谷さんが何度も何度もしつこく繰り返している、この本で最も
強調したいことです。                                              P10

 長谷さんがこれから提案することは、単なる知識の受け売りでも、長谷さんの勝手な推測で
もありません。すべて、長谷さん自らを実験台とした五年間に渡る「実践研究」を通して裏付
けを取った(科学的に検証済みの)「二一世紀像(世紀末の生き方)」に関する「新学説」、いや、
「真学説」です。更に言えば、この本に書かれていることこそ「二一世紀という時代の真実の
姿」です。今まではワケあって表に出なかった「二一世紀」「世紀末」「変革」というキーワー
ドに対する本当の意味です。今ここで何をどうしたらよいのか、という「新しい時代の生き
方」の決定版です。
 これは決して大げさな表現ではありません。これからこの本で語られることは、気違いの戯
言でも、ばかげた空想話でもなく、すべて真実(マコト)なのです。あなたがこの本にある情
報をどう扱うかは自由ですが、真剣に考えるか、いい加減に扱うか、あなたの扱い方次第で、
あなたの今後の人生(本当のイノチ)を大きく左右することになることを最初にお断りしてお
きます。これからこの本で提案していくことが本当のことだとわかったら、さて、あなたはど
うしますか?

 この本は、二一世紀を向かえようとしているあなたへの「二一世紀から届いた最後のメッセ
ージ」です。この本を読んでわからなければ、世界中、いや、宇宙中どこを探しても、もうど    P11
こにも真実はありません。心理学や哲学や神示(「日月神示」や「火水伝文」や「おふでさき」
等々)やその他の宗教の経典をいくら読んでも、研究しても、今のあなたの視点のままでは、
何も分かりません。何も見つけることはできません。「真実の眼」を持たずに自分の外側に
「真実」を探そうとしても無駄なことです。探せば探すほど、分かろうとすればするほど、あ
なたがどんどん混乱していくだけのことです。そして、「大きな取り違い」に気づかぬまま、
本当の本当に取り返しのつかない事態となります。あなたは二一世紀を目の前にして「最後の
時」を迎えることになります。
 この本を読んで『ウソだ』『まやかしだ』『外道だ』『おかしい』『異端だ』云々と言っている
ならば、あなたには何も分かりません。この本は、長谷さん自身の「人体実験」「世俗社会の
中での取材」を通しての様々な体験から得た結論を基にして、「日本語」という道具で「現代
社会の用語」や「日常生活での具体例」を使って、その要点を捕捉するための様々な実例を交
えながら、現代社会に生きるあなたにも分かりやすく「新しい時代の生き方」の要点を書いた
ものなのです。

 あなたが、この本の表面(表現の形)だけを見て、「神示」の解説書だとか、長谷さんの勝
手な解釈だとか思ったら、それは大きな間違いです。あなたがそういう見方をしているならば、
それ以上、どんなに精密に読んでも、分析しても、あなたには何も見えません。「長谷さんの   P12
言うことがウソかホントか」という眼でこの本を読んでいる限りは、この本の本当の「要点」
は絶対に取れません。この本の情報をあなたが全くのゼロの眼(赤ちゃんの目)で全部を受け
入れたとき、初めてその要点が取れます。そして、あなたがあなたの日常生活すべてでそれを
実践したときに、あなたの現実が変わっていき、あなた自身の体験として証明されます。あな
たが二一世紀に生き残れるかどうかは、この本をあなたがどう読み、何を受け取り、どう実践
していくかにかかっています。

 この本は、今までの「宗教書」や「哲学書」や「心理学書」や「宗教の経典」等々とは全く
違う性質のものです。この本に書かれていることを否定しても、批判しても、議論しても、何
も意味はありません。この本の情報を「認めない」「許せない」「あり得ない」云々と言っても、
長谷さんにとってはすべてが「真実」ですから、全く影響はありません。あなたがこの本に対
してどんな見方をするかは自由ですが、あなたが「認めない」「許せない」「あり得ない」云々
と言っているものを長谷さんがあなたの目の前にお見せすることができる(書ける/語れる)
というのは、一体どういうことでしょうか?あなたが 「認めない」 「許せない」 「信じない」
のは自由ですが、あなたが今ここでこうしてこの本を目にしている限り、とにかく、ここに書
いてあることは、少なくとも「存在する」ことは否定できないでしょう?後は、一人一人がこ
こに書いてあることを信じるか信じないか(=選択するかしないか)という問題になります。    P13
 長谷さんの本を読んだ後どうするかは、あなた自身の「個人的な問題」となります。長谷さ
ん自身にとっては、すべて体験を通して確認した「真実」ですから、「信じられない」「あり得
ない」「認めない」と言っているあなたと議論するつもりはサラサラありません。長谷さん自
身も何回となく自分自身とそういう会話をしてきましたが、様々な体験を通して、今は「これ
しかない」「全部真実だ」という結論しか出せません。あなたが『ウソだ』と思うならばそれ
でよいし、『本当だ』と思うならばそれで構いません。あなた自身が言う通りに、あなたが行
動すればよいことです。

 長谷さんにとっては、あなたがこの本の情報を使うか使わないか(どう利用するか)はどう
でもよいことです。長谷さんを批判しても何も意味はありません。あなたがこの本の情報はい
らないというならばそれはそれで構いません。あなたが使いたいならば、どうぞご自由にお使
いください。この本を利用して討論することもできますが、そういうゲームはこの本に関して
は意味がないことを今ここでお伝えしておきます。あなた自身がこの本をどう見るか、どう扱
うかの問題です。ここに書いてあることをあなたがどう使うのかの問題です。人が何と言ってい
るかは一切関係ありません。あなたが、ここに書いてあることを批判する目を持っているなら
ば、いくら他の本や他の人の話を集めて検証しようとしても無駄なことです。そういう目(見
方/やり方)自体を取り替える(交換する/入れ換える)ことがこの本の目的なのですから、    P14
そういう無駄な労力を使う必要はありません。

***************************************************************

 「二一世紀」という時代は、今までの歴史の単なる延長ではなく、「全く別の次元の世界」で
展開される全く新しいゲームです。今までの「既成概念」や「既成学説、「物質的思考」にと
らわれている限りは、決して見えてはこない世界です。今起きている様々な出来事は、その予
兆であり、今までのシステムはもう使えないことを教えるための出来事でもあるのです。それ
を解決するためには、今までのような、表面上の形だけの改革や小手先の対応策ではにっちも
さっちもいかないのです。それどころか、今のままでは「新しい時代」からどんどん遠ざかっ
ていくばかりです。
 実際のところ、二一世紀を迎えるどころか、これから起きる世紀末の「大変革」を生き残る
ことすらおぼつかない方々が殆どだというのが実態です。「二一世紀」を迎えるためには、今
までの価値観を完全に引っ繰り返した「全く新しい視点でのゼロからの根本的変革」が必要な
のです。
 このように言うと、新手の「宗教」ではないか、現実離れした「夢物語」ではないか、「気
違いの戯言」ではないか等々の声が聞こえそうですが、決してそうではありません。あなたが
そういう見方をしている限り、この本に書いてある真実や要点は永遠に見ることはできません。 P15

 これから先の文章を読んで頂ければ納得していただけると思いますが、今世界中にある「宗
教」でも「科学」でも、どこを探しても、この本に書いてあること以外には、今あるすべての
「問題」や「疑問」や「トラブル(争い)」を解結する方法は、もはや存在しません。長谷さん
自身が、これまでの様々な学説や宗教や考え方等々を比較検討し、実地検証した結果こうい
う結論になることが一番自然なのだという結論に落ちついたのです。あなたからは、様々な異
論、反論があるかもしれませんが、それはそれで構いません。でも、あなたが何と言おうと、
 長谷さん自身の実地研究の結果『この本に書いたことこそ真実である』と、今ここで自信を持
って言えます。

長谷さんは『人生というゲームの新しい遊び方』以後、現在まで計五冊の本を皆さんの手
元にお送りしましたが、今回は、今までの本の総決算も兼ねて、『新しい時代を生きる人間学』
を全面的に書き換えて、「新しい時代の生き方(遊び方)」についての総まとめの提案をします。
長谷さんが今まで仕入れた新しい材料を使って今までの常識や価値観を再定義しながら、より
分かり易い表現で、長谷さん自らのすべての体験を総合して結論づけた「二一世紀像(世紀末
の乗り越え方/様々な社会問題の本当の原因と根本的解決策)」を提案していきたいと考えて
います。                                                      P16

 今のあなたがこの本の文面(表面)だけ見ていると、今まで世に出ている同様の本の内容と
同じように見えるかもしれません。でも、この本の情報には「今までの説」とは根本的(決定
的)に違う点(部分)があります。実は、あなたが「それ」に気づくかどうか、「それ」を本
当に信頼できるかどうか、そして、(これが最も重要なのですが)「それ」を実際に100%実
行できるかどうかが、あなた自身の今後の体験を左右する(二一世紀に生き残れるかどうか
の)鍵なのです。このことをしっかりと頭に入れた上で、本文を読み進めていってください。
「それ」が何であるかは、あなたがこの本を読んでいくうちにだんだんと見えてくることと思
います。

 今までの歴史を見ても、世紀末というのは変革の時期、価値観の大転換の時期であり、それ
以前の価値観では理解できない様々な出来事が起きています。今回も、ごたぶんにもれず、い
や、未だかつて無いほどの「大変革の予兆」が次から次へと堰を切ったように噴出しています。
国内、国外を問わず、ありとあらゆる分野で、破壊と統合がごっちゃまぜで、いったい何が起
きているのか、何をどうしたらよいのか、分からなくなるくらいの大きな変化です。
 大きなものだけ挙げても、湾岸戦争、ベルリンの壁崩壊(東西ドイツの統合)、ソ連邦崩壊、
バブル崩壊、雲仙普賢岳噴火、奥尻、八戸、神戸等々の大地震、世界規模の異常気象、エイズ P17
等の難病・薬害問題、O-157(集団食中毒)、カード破産、不良債権問題、いじめ、自殺、
登校拒否(不登校)、介護・福祉問題、不況・失業問題、リストラ、金融機関の倒産、公金不
正支出、政党再編、オウム真理教関連の一連の事件、霊感商法、ゴミ問題、銃犯罪の増加、
核問題等々、ほんの数年間に、数えきれないくらいの、今までの価値観では理解(解決)できな
い、前代未聞、異例づくめの出来事が続出しています。そこから派生する、金融システムの大
改革、不良債権処理、高齢化対策、いじめ対策、防災対策等々、対応が追いつかないくらい早
いテンポで、様々な「問題」や原因究明が不可能な「事件」や「事故」、今まで考えもしなか
った、人間の力ではどうすることもできない「自然災害」も次から次へと起きています。あな
たはいったいこの状況をどのように乗り切ろうというのでしょうか?

 一口に「世紀末」と言いますが、一連の変化を見る限り、今回はどうも今までの世紀末と様
相が違うようです。では、いったい今何が起きているというのでしょうか? 実は、今回は、
今までの人類史上の、どの世紀末とも違う、人間というゲームの根本に係わる「大元のシステ
ム」自体の変化なのです。今回に限っては、全くゼロの視点からすべてを見直さなければ、ど
んなに今までの歴史や学説や宗教を研究して解決策を探しても、そんなものはどこにもありま
せん。あなたが今まで学んできた(教わってきた)知識や知恵を持ち出して、いくら話し合っ
ても、ますます「問題」を作りだし、ますます「混乱」を進めていくだけのことです。 「新し     P18
い視点」「画期的な視点」云々とやらで様々な解結法や提言が次から次へと出てきますが、そ
れもまだ今までの思考から出ていないもので、解結したつもりにはなれても、根本的な解結は
「絶対に無理」です。解決策が提案されても、実施までに時間が掛かったり、問題(課題)が
残ったりしているならば、その解決策は「問題」をもった不充分なものだということです。当
の問題が解決したとしても、またまた、その解決策の問題を解決するための解決策が必要にな
ります。最後の最後の一厘まで、完全に、100%価値観を転換しない限り、どんな解決策が
出たとしても、今までの延長でしかないのです。

 長谷さんは、自らの実践研究の成果を基にして、新しい時代を考えるための参考にと、現在
まで五冊の本を出版してきましたが、この本では、今までの葛藤(トラブル)の原因、今まで
あやふやにしてきた「神」とか「人間」とか「死」とか言うような言葉、心のメカニズム(ト
リック/取り違い)等々について、そして今まで解結していない疑問について、ハッキリと
答えを出していきます。生まれてから今までの日常生活でのすべての体験、教師(障害児学校、
小学校)としての体験、二年前からのカウンセリングや講演会での皆さんからの質問(やり取
り)、心理学や哲学、精神医学、教育学、精神世界(チャネリング/瞑想/ヒーリング/超能
力/予言/占い等々)、超常現象(心霊現象/UFO)、歴史(古代史/七不思議)、宗教(神
/修行/神道/神示)、社会問題、社会常識(道徳/マナー)、人間関係(親子関係)等々、長     P19
谷さんが学んできた(体験してきた/取材してきた)あらゆるものを統合し、自分自身の仮説
を実践してきた結果を基にして、現代社会の実際問題、人間としての「人生」「死」等々の命
の根源に係わる問題、今起きている様々な社会問題を長谷さん自身の見方で再定義しながら、
特別な修行を必要とせず、日常生活で応用できるように、誰にでも使えるように加工して、新
しい生き方(解決策)を提案していきます。

 本当の安全、本当の自由、本当の幸福、本当の平等、本当の公平、本当の天国というのは、
今までのやり方では絶対に創ることはできません。今までの人類の歴史を通して受け継いでき
た葛藤を創り出す方法では、永遠の天国や不老不死などできる筈がありません。それこそ、何
千年間続けようと実現しない、永遠の夢物語です。今ここで天国のテの字も出来ていないばか
りか、ますます地獄が悪化しているということはどういうことでしょうか?あなたは「すべ
ての問題を解決する方法」を提案できますか?この本は長谷さんの今までの実践研究の総決
算でもあり、もうこれしかないと自信をもって言い切れる、「人間というゲーム(遊び)の問
題解決法の決定版」です。

 この本に書かれていることをどう扱うかは一人一人の問題です。長谷さんが今まで書いた五
冊の本で終始一貫提案してきたことは、『新しい時代は今までとは次元が違う世界となる』『問  P20
題の根本は一人一人の価値観(心のあり方)にある』ということです。
実は、あなたが今まで避けてきた「悪」や今まで恐れてきた「死」の中にすべての問題を解
決する鍵があるのです。そのためには、あなたの「固定観念(枠/制限)」を完全に(一つ残
らず/100%)外す必要があるのです。あなたが気づいていない「意識のトリック」を外す
ことが新しい時代へ移るための最大のポイントなのです。でも、やっかいなことに、今までの
あなたの人生を通して教えられてきたこのトリックは、幾重にも幾重にも、厳重に、しつこい
ほどかぶさっているのです。実際は、すべてあなた本人が選択して(自ら進んではめて)いる
わけですが、時には、はめていることさえ気づかずに、はめていないと言ったり、そんなもの
はないと否定したりするなど、自分自身で外していくのはなかなか至難の業なのです。たとえ、
すべて外したつもりになって安心していても、まだ、はまっているというくらいのやっかい者
です。

 もちろん、だからといって「できない」というわけではありません。実は、あなたがトラブ
ルを体験したときに例外なく使う「できない」「無理だ」という逃げ道のセリフが何を意味す
るのかを知ることが最後のトリックを外す(ミロクへの岩戸を開ける/天国へのドアを開ける
/新しい時代の入口へ入る)最後の鍵なのです。あなたがそのセリフを使っている限りは、絶
対にすべてのトリックを外すことはできません。そのセリフ(を使っているあなた)こそが、     P21
あなたの今までの人生(夢)を、今までの世の中を壊してきた「真犯人」なのです。
 「できない」のではなく、あなたが「しない」だけです。「できない」理由はすべて「あなた
以外のもの」です。ハッキリと言えば、あなたが、一つでも自分以外のものを理由にして「で
きない」と言っているならば、あなたは「新しい時代」を体験することはできません。天国も、
ミロクも、自由も、二一世紀も、すべてのすべてが泡と消えます。
 長谷さん自身も、ここまで来るには、何回も何回も、この「意識のトリック」というハード
ルを越えてきたのです。その結果、長谷さん以外の人にも簡単に使えるような情報として提供
することができるようになったというわけです。
 この本の中には、普段、あなたが何気なく使っている言葉や身の回りの出来事の中から、ト
リックを見つけて、それを外すための実践的なチェックポイント(見方)をあちこちに散
りばめてあります。あなたの状況に合わせて実際に使ってください。

 来るべき新しい時代に向けて、世の中の混乱が誰の目にもハッキリと見えるように現れてき
たようです。あなたが、それをどんなに否定的に見ていても、どんなに自分の責任ではないと
言っていても、すべて、あなたの「意識のトリック」が創り出している「幻想」に過ぎません。
あなたが「現実だ(本物だ)」と思っている、今までのあなたの人生のすべての体験それ自体
が、実は、本当のバーチャルリアリティー、あなたの「心のあり方」が創り出した「仮想現     P22
実」そのものなのです。あなたが現実(真実)だと思っていたことこそが夢物語であり、すべ
ては一人一人の創り出している立体映像なのです。極めつけの表現をするならば、今までの人
類の歴史というのは、「地球という大きな遊び場で『地獄を創った末に丸潰れになる大きな宗
教』の信者が『天国という幻想』を創ろうとして戦争ゴッコをして遊んでいた、子供のママゴ
ト」の歴史だったということです。

 さて、あなたはこの表現を読んでどう感じましたか?ムカッときましたか?そうだった
のかと思いましたか?長谷さんは頭がオカシイと思いましたか?長谷は何を言いだすんだ
と開いた口がふさがらなくなりましたか?ま、これが決して大げさな表現ではないことは、
本文を読んで頂ければお分かりになると思います。分からなくても、あなたの準備が整うに従
って(あなたの体験相応に)、長谷さんの言っていることの意味が分かるようになっていきま
す。今ここであなたがどう感じたかはちょっと脇に置いて、まずは、「ただのゲーム(遊び)」
だと思って、とにかく、この本を最後まで読んでみてください。絶対に損はありませんから。

 少々長くなりましたが、今までとは全く性格の違うこの本を読むに当たって、あなたに心得
ておいて欲しいことを一通り書かせていただきました。あなたが「二一世紀という新しい時
代」への準備をするために、また、今あなたの回りで起きている出来事の「本当の意味」を知   P23
るために、この本があなたのお役にたてれば幸いです。

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