（５）あなた自身を完全に自由にして行動すると
       二一世紀の真の姿が見えてきます

● 今回の変化はハッキリと誰にでもわかるように形になる
　あなたが、今ここで何と言おうと、「二一世紀」という新しい時代は、こういう時代になる
のです。『長谷さんはなんか強引だな』と言われても、今ここではこういう言い方しかできま
せん。『今ここで証拠を見せろ』と言っても、残念ながら長谷さんには見せられません。そし
て、あなたにも『そんな時代はこない』という確かな証拠もだせないでしょう。なぜなら、ま
だその時代は来ていないのですから。もし証拠を出せるならば、もうすでに来ていますから議
論にはなりません。強いて長谷さんの側の証拠をあげるなら、この本がそれに当たると言って
もいいかも知れません。ただ、長谷さんがどんな証拠をあげようとも、あなたはすべてを否定
することもできますから、絶対確実と言えるものは、あなたに起きる体験だけだということに
なります。そして、あなたが今のまま進むならば、その時代が来たときには、あなたはもうこ
こにはいないでしょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　P265
　今回は、ハッキリと誰にでも分かるようにすべてが変化していきます。近いうちに、あなた
にも「見えてくる」ときが必ず来ます。その時になればあなたにもお分かりになることでしょ
う。でも、それでは遅いから、今ここで長谷さんの本が出ているということです。長谷さんの
本が既に新しい時代を見せている型示しだということをここでお知らせしておきます。
　とにかく、今この時代に生きているあなたに対しては、『長谷さんの様々な実験、調査、取
材等を総合し、実体験をあらゆる角度から検討した結果、どう考えても二一世紀はこういう時
代になるしかないのだという結論に達した』という表現でしかお伝えできません。後は、長谷
さんの言っていることをあなたが信じるか信じないか（選択するかしないか）という問題です。

● これから起きることは未だかつて誰も体験していないこと
　もしあなたが、長谷さんの提供する情報を『信じられない』『うさんくさい』『あやしい』
『なんでそんなことがわかるんだ』云々と思っているならば、それはそれで構いません。まだ
誰もやっていないことですから、資料も残っていませんし、語っている人もいませんから、あ
なたが信じられないのは当然のことです。あなたがそう思うならば、あなたが無視すれば済む
ことですから、長谷さんは何も関係ありません。もしあなたが『それでは済まない』というな
らば、あなたの本心は、興味があるか、または、何らかの理由で長谷さんの言うことが都合悪
いか、のどちらかです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　P266
　『長谷さんは長谷さん自身の体験から長谷さんの見方を勝手に書いているだけだ』と思った
らいかがでしょうか？　長谷さんが勝手に書いていることですから長谷さんと戦っても意味が
ありませんよね。あなたに『やめろ』といわれてもそれはできない相談です。長谷さんにとっ
てはすべて真実ですから、あなたに何と言われようと取り下げるつもりはありません。あなた
が『やめろ』『認めない』云々と言う理由は何でしょうか？　その心があなたの天国を遠ざけ
ている原因です。
　長谷さんがどうあれ、今のあなたにとっては、これは単なる一つの情報（仮説）に過ぎませ
ん。あなたが何と言おうとも、それは、この情報自体をあなたがあなたの今までの価値観で解
釈して、それについてコメントしているだけです。長谷さんの情報の価値とは何の関係もあり
ません。長谷さんは本当に天国を目指している他の人のために忙しくて、ツベコベ言っている
あなたに付き合う時間はありません。批判や議論をしても、あなたの貴重な時間を無駄にする
だけです。
　あなたはなぜ長谷さんに文句を言うのですか？　なぜ長谷さんを批判するのですか？　なぜ
長谷さんを疑うのですか？　なぜ長谷さんの言うことをウソだというのですか？　『わからな
い』というのは言い訳です。あなたが長谷さんの言うことについてツベコベ言っている間は、
あなたはこの情報の価値は絶対に分かりません。知識として仕入れることもしないあなたが、
実行して智慧にすることなどできません。あなたの現実はそのままですから、証拠も出ません。　　　　P267
ま、『やらなかったらどうなるか』という証拠は出てきますから、いずれツベコベ言えなくな
りますから、『長谷さんはウソだ』というならばあなたの「ホント」をどうぞそのままお続け
ください。
　あなたの結論は、すべてあなたの中にあります。あなたがこの本を読んだからには『長谷さ
んのせい』にすることももうできません。長谷さんは全部教えているのに、あなたが受け取ら
ないのですから、あなたが受け取らない限り、あなたにとってはこの本は何の価値もありませ
ん。

● 新しい時代は価値観のコペルニクス的転換が必要
　新しい時代というのは『価値観のコペルニクス的転換』が必要な時代なのです。今までの常
識とは、全くアベコべ、裏と表、逆です。悪いのは鏡の像ではなくて、鏡の世界に映っている
あなたです。鏡に映っている本体に原因があるのです。鏡に原因があるという理屈で鏡を割っ
ても別の鏡に同じあなたが映ります。鏡を何枚割ろうとも、あなたの現実からは悪は消えませ
ん。あなたが鏡を割ろうとするならば、それはあなたがあなたの魂を殺しているのと同じこと
になります。
　いつまでも鏡の中の自分に化粧していないで、自分自身に化粧をしてください。どんなに表
面上綺麗にしても何の意味もありません。裸の裸（魂）を綺麗にしてください。今までのお決　　　　　　　P268
まりのパターンをキレイサッパリとすべて全部一〇〇%手放すことが必要です。長谷さんは、
今までの思考パターンやあらゆる執着をキレイサッパリ手放して行動したらどうなるか、とい
う実験を経て（五年間、二四時間ずっと常に新しいパターンで行動し続けました。そして、今
ここももちろんそうです。）今この本を書いています。こう考えると、この本は『全く新しい
生き方の実験の成果をまとめた新しい時代についてのレポート』ともいえるでしょう。このレ
ポートを読んだあなたが、ここに書いてある成果をどう利用するかは、あなた次第です。あな
たが否定しようが、拒否しようが、長谷さんの現実は変わりませんし、そんなことをしても何
の意味もありません。
　今あらためて振り返ってみると、長谷さんが気づかないうちに、自分が知らないうちに、新
しい時代の先行体験をしていたようです。いや、ここであなたに教えるために、神様にそうさ
せられていたのです。『長谷さんはいいな』なんて言っているあなたには、長谷さんの今まで
の苦労は絶対に辛抱できません。あなたが長谷さん（の役）ではないのは、あなたにはここま
での苦労がとても耐えられないからです。長谷さんは苦労しただけ報われますから文句はあり
ません。あなたは長谷さんがいなかったらどうしますか？　騙されつづけますか？　長谷さん
が長谷さんの役目を教えてもらったのはつい最近です。あなたの人生の目的は心の掃除をする
ことです。あなたの今の状況はあなたの掃除をするためにベストな状況なのです。それがあな
たの宿命です。あなたが今の状況をどう乗り越えるかであなたが天国へ行くか行かないかが決　　　　P269
まるのです。あなたは本当の世で天国を体験するために、仮の世でシュミレーションをしてい
るのです。後少しだけ辛抱してくださいね。

● 今までの思考パターンを手放すほど見えなかったものが見えてくる
　このプロセスに入ると、初めの頃は、何か新しいことに気づく度に『本当にこんな見方をし
ていいのかな？』というセリフが何回も何回も頭の中を飛び回ります。でも、『いいんだ』と
自分にOKを出して今までの思考パターンから抜け出すに従って、今までの現実創造のトリッ
クがハッキリと見えてきます。トリックが見えてくるにつれて、今までの思考パターンを手放
すのが容易になり、新しい行動パターンを使うのがスムーズになり、新しい時代の様子がより
ハッキリと鮮明に見えてきます。なぜこういうことが起きるかというと、これを始めると自分
の意識が堂々巡りの円から抜け出して、少しずつ上昇していく螺旋階段を登りはじめるからで
す。そして、階段を昇るにつれて、飛行機が離陸するように、上昇角と上昇速度が増加してい
き、今まで見えなかったものが、今まで見えなかったつながりが、より広い範囲が、より鮮明
に見えるようになっていくというわけです。実は、飛行機や鳥瞰図というのは、このメカニズ
ムが形になったものなのです。神様は人間がやっている平面の相対二元のゲームを上から下か
ら箱の外から見ているのです。
　あなたの外には、人生のメカニズムを知るためのヒントとして、あなたの内側を表現したも　　　　　　　P270
のがたくさん形になっています。神様が自然や生物や人間の行動や仕組み（型示し）を使って、
あなたに真実を教えてくれています。あなたがこういうことに気づくかどうかで、あなたの人
生は大きく変わってくるのです。今までの眼で見ている限りは、本当の天国など絶対に見えま
せん。

● 自分自身を疑うから本当の天国が見えない
　『これでいいんですか？』の前には、『これでいいのかな？』があります。その前には『これ
でいいんだ』があります。その前には『これ』があります。それをそのまま実行していくこと
が掃除です。『これ』でいいのに「デモ」を付けるから混乱するのです。『これ』を疑う理由は
何ですか？　その理由は今までに教わってきたウソの常識（基準／宗教）です。『これ』が本
当の神様からのガイドです。それを否定するから、いつまでたっても天国にならない（地獄が
進む）のです。
　自分が自分の言うことを疑って、何も分かっていないアタマデッカチの人間や岩戸の中の教
祖様に訊けば、ますます分からなくなってしまうだけです。あなたがあなたの答えを素直に全
部そのまま実行していけばよいだけです。神様は善も悪も全部許しています。あなたの心に出
ることは神様が許しているからこそ出てくるのです。あなたがそれを疑う理由はどこにもあり
ません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　P271
　あなたが何かを恐れていることがあなたを止める原因です。あなたがあなたにはめている制
限を外せば何でもできます。あなたはこれをまた『それでいいのかな？』とやりますか？　早
くその癖をとってください。神様がOKだから出てきているのにそれを疑うのは、神様の言う
ことを悪いことだと言っているのと同じです。罪悪感は捨ててください。あなたはルール違反
をいつまでやるのですか？　いつまで破壊を続けるおつもりですか？　ルール違反をしている
ことに罪悪感はないのですか？　『癖だから』というのは掃除の苦労を避ける（楽をしようと
する）ための言い訳です。癖だ癖だと言いつづければ、あなたは故意にルールを破っているこ
とになります。すべて逆です。☉を癖にしてください。

● あなたが感じたものはどんなに不思議なものでもすべて真実
　あなたが、新しい行動を起こした結果から新しく気づいたものが真実かどうかは、あなた自
身にしか確認できません。あなたは自分が見たものをどうして疑うのですか？　あなたがあな
たを判断する一人芝居をしているだけですよ。長谷さんがあなたの現実そのものを見て確認し
てあげることはできません。長谷さんはあなたではありませんから、あなたの話を聞いて自分
の体験におきかえることしかできません。『そんなことはありえない』とは言えません。そう
いうことを言う人間は何も分かっていません。人はあなたの歯の痛みそのものは分かりません。
自分の痛みに置き換えて想像しているだけです。お互い勝手に自分の体験と照らし合わせて、　　　　P272
その人になった積もりになる一人芝居をしているだけです。あなたの中に出てきたもの、あな
たが見たもの感じたものは、たとえそれが今までの見方ではどんなに不思議なものに見えたと
しても、すべて真実なのです。
　神様には「不思議なこと」や「変なこと」など一つもありません。そういうふうに言ってい
るとしたら、あなたこそ不思議な世界に生きています。「不思議」を創ったのはあなたです。
それらはすべて、他でもない「あなた」が「あなたの肉体」を通して感じているものだからで
す。それが今まであなたが感じたことのないものであるほど、あなたが抵抗してきたものであ
るほど、不思議だ、変だ、と感じるだけです。あなたはそういうものを体験すると、すぐ『い
いのかな？』と思います。自分が気違いなのではないかと疑い始めます。あなたが制限を外せ
ば、制限の外のものが見えるのは当然です。日本から外国に行って、日本と違うものが見えた
からといって、それを疑いますか？
　あなたが外国に行ったから、日本で見たことがないものを見たのです。あなたが心の制限を
外すというのは、神様の世界という、今のあなたから見た「外国」を見るということです。
　あなたがそういう体験をしているということは、そういうものを感じているということは、
あなたが異なった観点に移る準備ができたことを示しているのです。あなたがそれをすべて認
めて次々に行動を広げていくと、あなたの目の前に、新しい時代がどんどん顔を出してきます。

● あなた自身がOKを出さない限り「新しいこと」は体験できない　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　P273
　あなたがOKを出さない限り、あなたはそこ（判断したり迷ったりしている状況）にずっと、
とどまることになります。あなただけが、唯一あなたの得た情報やあなたの現実（体験）を疑
ったり信じたりできる存在なのです。なぜなら、あなたの見ているものは、あなた以外、誰も
見ていないのですから。『いいんですか？』と聞いても、誰も答えは出せません。出した答え
はその人の都合の良い答えです。あなたがそれを信じて思い通りに行かなかったとしても、そ
れはあなたの責任です。人の意見というのは、あなたの意見をその人自身の中でその人の価値
観に基づいて解釈したその自分の解釈についてコメントしている、言わば「ひとり言」なので
す。あなたの体験している現実そのものについてコメントしているわけではありません。あな
たが人の意見にコメントする時も同じことをしています。ま、ほとんどの場合、本人はそれに
気づかず、相手に対してコメントしているつもりになっていますから『俺の言うことを聞け
よ』なんて喧嘩になったりしますが。
　いずれにしても、回りが何と言っていようと、今まではどう教えられてこようと、どんな場
合でも、あなたの体験の意味や価値やあなたの進む道を最期に決めるのは、あなた自身しかい
ないのです。あなたがあなたの道を選択するのです。今まで選択していたのもあなたなのです。
今のあなたの体験は誰のせいでもありません。『誰かのせいだ』というゲームを選択していた
のは他ならぬあなたです。あなたが『俺の感情は誰かのせいだ（人の感情は俺のしたことだ）』　　 　　P274
と言っているからそうなっているのです。あなたの選択した通りにあなたが体験しているだけ
です。

● 新しい時代と今この時代とはすべてが表と裏の関係になっている
　今までの世界においては、『絶対正しいこと』や『絶対間違っていること』という状況は存
在しえません。もしそういうものがあれば、それは議論の対象にはなりません。絶対的なもの
は『それしかない』のですから、議論のしようがないのです。平和な世では平和については議
論しません。悪が無い世では悪は見えません。絶対とは「対を絶つこと」です。相対の世界で
は「絶対」はありえません。絶対だと思い込んでいるものがあるだけです。一つでも例外があ
るるものは「絶対」ではありません。一〇〇%の真実ではありません。それをつかって人をコン
トロールしても何の意味もありません。長谷さんがこの本を書いているということは、今まで
のすべての定義や概念や宗教は絶対ではないということです。今までのルールを使ってコント
ロールするゲームはもう無効です。この世には、どれが正しいか、というゲームはありません。
自分がどれを選択するか、というゲームしかないのです。あなたが選択したものを正しいと決
めて、他の人と比べて遊んでいただけです。
　新しい時代には「絶対」が存在します。「絶対」ですから議論はありません。全員が賛成で
すから議論はありません。それは今ここにいる「相対二元の世界」のあなたには絶対にわかり　　　　　P275
ません。あなたがその世界を出なければ、長谷さんの言うことは絶対に分かりません。あなた
が長谷さんの言うことを信じて行動しなければ、いくら待っても見えません。あなたには全部
ウソに見えます。あなたは対がある相対の世界にいますから、長谷さんの言うことを「本当か
嘘か」という相対二元の視点で見ているからです。見ている間はあなたはその世界にはいませ
ん。あなたは今のあなたの眼でその世界を想像しているだけで、体験していないからです。見
えた時はもう大掃除です。
　新しい時代と今こことは、すべてが裏表の関係ですから、こっちの手を離して、あっちの手
につかまる必要があります。こっちの手をつないだまま、あっちに行くことは絶対にできませ
ん。こっちで創った借り（借金／自分への約束手形）はすべてこっちで返して、あっちに行く
必要があります。それは今ここからあなたがあっちのやり方をすることで清算できます。あな
たがそのための苦労を避ければ、あなたはそのまま死に向かいます。責任を取らない魂は最期
な死刑ですよ。

● あなたは自分の都合よく「制限付きの自由」を遊んでいるだけ
　新しい時代に移るに当たって、まずは、あなたがこのことを認めることから、始める必要が
あります。『そんなことはできない』『そんなことは信じられない』『そんなことはあり得ない』
『そんなことはオカシイ』云々と言っている限り、あなたがずっとその現実にい続けることに　　　　　　　P276
なるだけです。後少しで、屁理屈を持ち出してツベコベ言っている人間には「死」がやって来
ます。あたまで分かっても実行しなければ同じことです。実行しないのは、信じていない（選
択していない）のと同じです。あなたが本当に信じているのならば、言ったことをそのまま実
行してください。
　あなたの回りにあるすべての情報は、「自分自身が選択するかしないか」を決めることがで
きるだけです。物事や情報の評価（価値）というのはすべて「自分にとって」なのです。あな
たにとって何が正しくて何が間違っているのかは、あなたにしか決められないというわけです。
「自分にとって」ですから、あなたのコメントは全部自分勝手な個人的意見だということにな
ります。『これは個人的見解ですが』とわざわざ断る必要はありません。あなたの見方はあな
たの責任です。『自分勝手でいいのかな？』も自分勝手なのです。文句や苦情も自分勝手です。
自分勝手を責められる人間は一人としていません。あなたが自分勝手にするならば、人の自分
勝手も責められません。
　自分勝手に生きるということは、自由に生きることであり、責任は自分自身にしかありませ
ん。誰かに責任転嫁をするならば、自由ではありません。あなたはその誰かの考え次第で自分
の体験が左右されることになるからです。あなたは都合が悪くなると相手に文句を言うことに
なります。それが今までやってきた人類のゲームです。それが今までの歴史を創ってきたゲー
ムです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　P277
　自分のしたことに自分で責任をとれば（人を責めなければ／人に干渉しなければ）何をして
も自由です。人に期待するのは自由ですが『満たされなかった』という感情はあなたの創り
だしたものですから、それに関して人を責めたら、責任を取っていないことになります。あな
たが☉ならばあなたの思いはすべて叶いますから「期待する」というゲームはありえません。
あなたがΦだから『人に何とかしてもらおう』とするのです。できないなら文句を言うな、文
句を言うならば自分でやれ、です。できないことを人にやってもらって、分からないことを教
えてもらって文句を言うというのはオカシイことですね。『自由には責任が伴う』というのは
こういう意味です。

● 目の前の水を飲むか飲まないかはあなた自身の選択
　あなたが今まで教えられてきたものが、すべてアベコベだったと分かれば、本当は何が真実
なのかということは自ずからハッキリと見えてきませんか？　『それでいいのかな？』とやる
から先に進まないのです。長谷さんはあなたを蹴っ飛ばすための、突き放すための存在です。
この本を読んでも、まだツベコベと屁理屈や愚痴を並べてやらないようではもう手の打ちよう
がありません。
　長谷さんはあなたを二一世紀への泉（水飲場）に連れては行けますが、あなたに水を飲ます
ことはできません。あなたが飲む気にならなければ、水はあなたのものにはなりません。騙し　　　　　　P278
たり、すかしたり、脅したり、力ずくで無理やり水を飲ましていたのが、今までの教育や宗教
やカウンセリングです。長谷さんは自分の様々な体験から得た結論を本や講演会で語るだけの
ことです。あなたがその情報をどうするか（飲むか飲まないか）はあなたが決めることなので
す。飲んでも飲まなくても構いません。水の中に飛び込んでも構いません。飲まなければ味は
絶対に分かりません。
　長谷さんは、試行錯誤を繰り返しながら、この本に書いてあるような様々な体験をして、そ
の結果、ここに書いてあるような様々な情報（智慧／ノウハウ／テクニック）を得ることがで
きたのです。自分自身の実際の体験を通して自分のもの（智慧）にすることが出来たのです。
今ここでは、あなたにとっては、これらの情報はすべて長谷さんの個人的体験でしかありませ
んから、ただの情報です。長谷さんからは、この実験のプロセスで、長谷さんと同じような行
動をして、同じような体験をしているたくさんの人達と出会ったことを付け加えておきます。
長谷さんだけがやっているわけではないということです。言い換えれば、あなたは一人ではな
いということです。
　この世には「気違い」という人間は居ません。誰かがあなたのことを気違いだというならば、
それは『今までの世を正しいと思っている人間から見たら』という条件付きです。あなたもそ
う思うならば、あなたもその人たちと同じ世界にいます。あなたは、自分で自分を判断して自
分で混乱している本当の気違いです。神様からみたらそれこそ狂っています。あなたが自分を　　　　　P279
裁き続ければ、人も裁き続けることになり、最期は神様を裁くことになります。あなたは死に
たいのですか？

● この本の情報はすべて「科学的」に証明したもの
　お互いの存在を知らないまま全く別の人生を歩んでいた人間が、それぞれが別々に情報を収
集し、別々に体験し、その結果、そこから得た情報が一致しているというのは、どう解釈した
らよいのでしょうか？　長谷さんはバラバラに孤立している天国への旅人を集める（引き合わ
せる）役目をはたしているだけです。結婚（結魂）カウンセラーのようなものです。長谷さん
の本を通して集まることで、自分と同じ沢山の人間がいたことを知ります。知ったら、勇気を
持ってやり続ければよいだけです。一人にはなりませんから。自分のひらめきや観察や体験か
ら仮説（理屈）を創り出し、自分で実行し、証拠を集めて自分の仮説を証明し、今度は逆に、
その仮説を実際に試した証拠を集めて、自分の仮説を正しいのだと証明するのを「科学的手
法」というならば、長谷さんは「科学的根拠」に基づいて今ここで起きていることについての
様々な「屁理屈」や「情報」を書いていることになります。長谷さんの単なる推測ではなく、
全て人体実験済みの結論です。長谷さんの理屈も、あなたの理屈も、両方とも「その通り」で
す。あなたがどっちを選ぶか、決めてください。
　この本の情報は長谷さんだけでなくすべての人間に成り立つノウハウです。ここにある情　　　　　 　　P280
報に関しては、すべて「科学的に証明したもの」ですから、当然のことながら、「うさんくさ
い」「ありえない」という言葉はもう一切通用しなくなります。あなたがそう言うならば、あ
なたの方にその原因があります。何か異論はありますか？　さて、いかがなものでしょうか？

● この本の情報はすべてあなたのための実践的教材
　この本には、長谷さんの様々な実体験をもとに、あなたが新しい時代を生きるために、今こ
こでいったい何をすればよいのかということについての具体的なノウハウがたくさん書いてあ
ります。長谷さんの体験をあなたにも応用できるように実践的に研究した成果がたくさん詰ま
っています。どこをどう使うかは一切あなたに任されています。どの部分もすべてあなたの教
材になりえます。道具をどう使うかはあなたの自由です。使わない自由もあります。すべては
あなたの責任です。もちろん、この段落も、この文章も、この文も、この言葉も、すでに教材
の一部です。あなたの気が済むまで、腑に落ちるまで、何回でも繰り返し読んでみてください。
読むたび、めくるたびに違うものが見えてくるでしょう。毎回毎回、別の部分が気になるかも
しれません。今まで読み飛ばしていたところが妙に目につくということもあるでしょう。今ま
で悩んで悩んで悩み通して分からなかったところが、ある瞬間にスッと理解できるという体
験もすることでしょう。
　あなたが分かったことを実行していくに従って、分からなかったことがどんどん分かってき　　　　 　　　P281
ます。どんどん別の意味が見えてきます。分からないところはどんどん飛ばしてください。そ
の時のあなたができる範囲で適当に解釈しておいてください。あなたがその時にできる解釈を
つけて、そのままほっといてください。分かったことから、どんどん寸分違わず実行してくだ
さい。あなたの言う通りに実行していってください。どうなるかはやったら分かります。それ
が実験です。長谷さんの実験の結果はここに書いてありますが、あなたの実験は未だ終わって
いません。長谷さんの実験結果を参考にして、あなたが実験するのです。「理科」でやったこ
とを人生全部でやるのです。そうすれば、科学や宗教のカラクリが解けますし、あなたはどん
どん自由になっていきます。
　あなたの今ここがすでに失敗の現実です。もうこれ以上の失敗はありません。全部天国に向
かっています。あなたが実行するかしないかが分かれ道です。あなたが体験を重ねるにつれて
だんだんと分かってきます。知りたいならばどんどんやることです。苦労避けては天国はあり
ません。

● この本はあなたの人生の表と裏を一つにするための道具
　この本は「不思議な」本です。この本はあなたの人生の裏と表とを一体にするお手伝いをす
る道具です。あなたの意識の変換次第でどちらの世界でも自由に見ることができます。表を見
ている人と裏を見ている人が議論してもそれは並行線のゲームです。それは、この本そのもの　　　　P282
についても言えます。それそのものの価値について議論しているのではなく、お互いが見てい
るそれぞれの現実を基準にして議論しているだけですから、この本自体には決まった意味はあ
りません。長谷さんの本を『○だ』という人と『×だ』という人がいるのはなぜでしょう？
　長谷さんにはあなたの議論は何の関係もありません。議論というのは自分の理屈の正しさを
証明するゲームです。自分の中でやっている会話を外に出して目の前の人と遊んでいるだけで
す。自分の理屈で自分の正しさを自分に証明しているだけなのです。神様から見れば「自分は
正しくない」ということを自分で証明しているのと同じです。そんなことをしてももう何も意
味はありません。議論しているあなたの心がすべての間違いの素なのです。その心を掃除して
真の心（神心／☉）を磨き出さなければ、あなたには二一世紀（天国）はありません。もう結
論は出ています。早々にルール違反を改めてください。『そんなことは』云々とやることがル
ール違反そのものです。
　あなたが「この本の秘密」「現実創造のメカニズム」をすべて理解できるようになったら、
あなたは今この世界で既に二一世紀を生きていることになります。あなたの心は天国です。心
が天国ならば形も天国です。心が天国ならばあなたには死はありません。ミロクは約束されて
います。

● あなたが言葉の定義づけを自由にするほどたくさんのものが見えてくる　　　　　　　　　　　　　　P283
　あなたは毎瞬毎瞬、様々な体験を積み重ねています。常に新しい環境の中にいます。一瞬た
りとも同じ状況はありえません。もちろん、あなたが同じだと言うならそうなりますが。あな
たがいろいろな体験を繰り返すたびに、分からなかった部分が一つ一つ分かるようになります。
あなたの解釈がどんどん広がってきます。あなたが言葉の定義付けを自由にすればするほどた
くさんのものが見えてきます。この本はあなたの言葉のイメージを自由にするためのレッスン
の教材としても使えます。どんな使い方でも自由ですから、あなたのお好きなようにやってく
ださい。あなたのイメージを広げて、自由に使ってください。道具をあなたの自由に使うこと
が新しい時代への鍵です。
　心の中だけのイメージ遊びをしていても意味はありません。即、実行あるのみです。これは、
この本だけではなく、今までの本や人の話、あなたの外のすべての情報に対して使える情報で
もあります。今ここで、あなたが本当にその気（＝本気）になれば、長谷さんよりも、早く簡
単に、そして確実にこの体験をしていくことができます。なぜなら、すでに長谷さんという
「前例」が実験済みのノウハウを提供しているのですから。あなたがどんな体験をするかは今は
分かりません。あなたがやってみなければ分かりません。先に結果を知ろうとしても無駄です。
それをしているのが今のあなたなのです。『どうなるかわかったらやります』と言っても、あ
なたがどうなるかは絶対に分かりません。長谷さんがどうなったかはここに書いてあります。　 　　　　　P284
あなたがやれば分かりますよ。安全かどうかを確かめようとするほど危険が増すだけです。
　このクスリ（ノウハウ）は万病（すべての問題／悩み／人間）に効く薬なのです。あなたは、
長谷さんの提供する実践的情報を簡単に使うことができます。簡単に使えるということは、結
果も早く出るということです。やったらやっただけ、やらなかったらやらなかっただけ、です。
どっちも形になります。長谷さんが始めた頃よりはやりやすくなっています。長谷さんの言う
ことはどっちも当たります。そういう仕組みだからです。やらないという選択をやっても構い
ません。やらなかったらどうなるか、が証明されます。やらなければきつくなり、やれば楽に
なるのです。あなたが本気にやる気にならなければ、この情報はあなたに何の恩恵ももたらし
ません。
　あなたに見えないところで、すでに数年前から始まっていた。あなたの選択をサポートする
ような、大きな変化が最終楽章に向けて加速しています。もう「本当の神様」が再登場してい
ますから、あなたには抵抗できません。逆に言えば、あなたが素直に実行すれば、どんどん自
由になるということです。後は、あなたの行動次第です。行動が信頼の証です。分かったらや
ってください。